【お弁当にゆかりごはん】しそふりかけのおすすめ人気ランキングベスト5

日本人なら、誰もが愛してやまない白いご飯。そんな白いご飯のお供にはなんといっても「ゆかり」を始めとした「しそふりかけ」が抜群の相性を見せてくれます。ご飯にマッチしたほどよい塩加減としその香りが口の中に広がり、これだけで何杯もご飯をおかわりできてしまいそうです。食卓にストックさせておくことはもちろん、お弁当のご飯にパラパラとかけて冷めたご飯も食べやすくできる「しそふりかけ」は一家に一つは置いておきたい食品のひとつですね。そんな老若男女、誰からも愛される「しそふりかけ」のおすすめをまとめてみました。ぜひ次の「しそふりかけ」選びの参考にしてくださいね。

 

【そもそもしそとは?】

しそ(シソ)は、主に2種類あり、葉の色が緑色のものを「青じそ」、葉の色が紫色のものを「赤じそ」と呼んでいます。

 

・青じそ(青紫蘇/大葉):青じそは、「大葉」の名称でも呼ばれています。スーパーなどの野菜売場ではこちらの「大葉」という名前の方が馴染み深いですね。大葉は葉の大きさは大体10~12cm程度です。どちらかというと生のまま刺身のツマとして使用したり、衣をつけて天ぷらにしたりします。また、東北地方などでは、甘辛くした味噌を青じその葉で巻いて油で揚げるという「紫蘇巻き」という郷土料理もあります。青じその花がついた穂のようなものは「青芽(あおめ)」や「穂じそ」と呼ばれ、葉と同様刺身のツマにもよく使われています。ドレッシングなどでも青じそを使った和風のものは定番となりつつあります。

 

・赤じそ(赤紫蘇):赤じそは、緑色の青じそ(大葉)とは対照的な、紫色をした葉を持つしそ(シソ)です。6~7月頃に出回り、梅干しの材料に使われ、赤じそから出る鮮やかな紅色が大変特徴的です。その他、乾燥させたものを細かくしたふりかけ「ゆかり」にも使われています。

 

・しそ(シソ)の旬:青じそ(大葉)は、ハウス栽培などもあり、1年中市場に出回っていますが、地物は初夏から夏にかけてが旬です。赤じそは、6~7月に市場に出回ります。6月頃がちょうど梅の収穫時期となるので、その時期に梅干の材料として出回る以外は、ほとんどスーパーや青果店の店頭で見かけることはありません。

 

・しそ(シソ)の産地:日本国内のしそ(シソ)の生産量のうち、特に生産量が多くその約3割を占めるのが愛知県です。その他の産地としては、群馬県、愛媛県、高知県、北海道など全国各地でしそ(シソ)は生産されています。愛知県の中でも特に豊橋市は青じそ(大葉)の生産が盛んで、青じそ(大葉)以外にも穂じそや食用菊などの生産も多く、刺身などのつまとして使われる「つまもの」の日本一の生産地として知られています。

 

《しその栄養価》

古来より薬用として使われてきたしそは特有の香りを持ち、カロテンやビタミンCなどの各種ビタミン類や、カルシウム、鉄などのミネラル類など様々な成分を含んでいます。青じそ(大葉)が刺身のツマとして使われる一番の理由は、殺菌力と防腐効果とその香りです。刻んだしそを原料とした漢方薬「香蘇散」には魚が原因のじんましんの症状に効果があります。しそは食中毒の予防効果も期待でき、刺身のツマとしてはもってこいの薬味という訳ですね。殺菌作用は、細かく刻めばより効果が高まります。この殺菌効果のある成分は、ペリラアルデハイド、リモネンなどのしその独特の香りの成分が主です。その他にも、食欲を高めたり、貧血を予防したり、精神を安定させたりするという効果もあり、がんの予防にも効果が高いと言われています。赤じそには、アントシアンという赤い色の成分がたくさん含まれています。ちなみに、赤紫蘇に含まれているアントシアンは「シソニン」とも呼ばれています。シソニンは強い抗酸化力を持ち、ストレスなどで発生する生活習慣病の元凶となる活性酸素除去に強力に働きます。視機能改善や血小板凝集阻害作用なども報告されており、また防腐効果にも優れているため赤じそを利用すると保存性が高まります。他にもα‐リノレン酸・ルテオリンが含まれ、免疫正常効果が見込まれるのでアトピー性皮膚炎や花粉症抑制に働きます。

 

【しそふりかけの選び方】

知らない人も多いかもしれませんが、実は「しそふりかけ」は多くのメーカーから販売されていて、さまざまな種類があります。見た目はほとんど変わらないこの「しそふりかけ」をどのような観点から選んでいけばいいのか、難しいところですよね。どの「しそふりかけ」もそれぞれに特徴があり、全て一緒ではありません。まずはどういった部分に注目をして選べばいいのか一緒に見ていきましょう。

 

《自分の生活に合った容量を選ぶ》

まず「しそふりかけ」選びで注目すべきは容量です。相当高級なものでない限り、「しそふりかけ」の値段はそこまで大きく変わりません。ならば”お得さ”という面で比較していったとき、ポイントとして挙げられるのは、量の多さになってくるでしょう。またあなたの生活スタイルによっても買うべき容量は変わってきます。一般的に「しそふりかけ」の賞味期限は半年ほどになりますが、開封後は湿りやすくなってしまうので、一人暮らしであればいつでも美味しく食べられることを考え、30g程度の少な目のものを選んでもいいかもしれません。「しそふりかけ」はご飯にかけるだけではなく、パスタに使ったり、サラダのトッピングに使ったりとさまざまな使用用途があります。もし大家族であれば、多めの容量のものを選んで、料理のレパートリーを増やしてみるのも一つの手です。

 

《原材料に注目し、危険な添加物を避ける》

「しそふりかけ」と言えど、実は添加物が含まれているものも多いです。中には、風味や色どりを増すためにさまざまな調味料やエキスが加えられているものもあり、栄養士の中にはふりかけを「添加物の宝庫」と皮肉る人もいるほどです。では、どのような材料は避けるべきなのでしょうか。よく見かけるもので特に避けた方がいいと言われているのは「コチニール(カルミン)色素」というものです。これは彩りをよくするために含まれている添加物です。購入の際にはパッケージの裏に書かれている原材料を見て、慎重に購入を検討してください。また、「甘草」「ステビア」といった人工甘味料もなるべく避けたほうが賢明です。いずれにせよ、体のことを気遣うのであれば無添加に近いふりかけを選んだ方がよさそうです。

 

《しその原産地が書かれているものはより良い》

添加物は避け、できるだけ無添加のものを選ぶべきであると前述しましたが、「しそふりかけ」の主な原料となるしその原産地まで書かれているものは特に安全性の高い商品と言えます。多くの場合「しそふりかけ」には原産地まで書かれておらず、パッケージを見ただけでは分かりません。その商品のホームページを見ても書かれていないことが多く、あやふやにされてしまっていることが多々あります。しかし、スーパーに売っている普通の野菜でも「〇〇が作りました」と生産者の顔つきで紹介されている近年です。それでは少し不安になってしまいますね。そんな中でもごくまれに原産地をきちんと紹介しているふりかけがありますので、そういった商品は信頼できる商品です。原産地が日本のもの、特に梅の産地で有名な和歌山などのしそを使っていれば、安全な上にまろやかな味わいも期待できるでしょう。

 

《好みの歯触りのものを選ぶ》

他のふりかけと同様、「しそふりかけ」にも大きく分けて、しっとりしたタイプとサクサクしたドライタイプの2種類があります。しっとりタイプのものは、ご飯とよく馴染み、ご飯にかけるというよりはご飯に混ぜ合わせ、混ぜご飯のようにする食べ方を好む人に向いています。時間が経っても食感が変わらないので、おにぎりにしてお弁当に持っていくときにもおすすめです。一方ドライタイプのふりかけはサクサクとした歯触りが特徴です。時間が経つとそのサクサク感が消えてしまうという欠点はありますが、時間によって2つの食感を楽しめることはメリットとも言えます。ドライタイプは「しそふりかけ」をアレンジする際にも便利ですから、「しそふりかけ」を使った料理にチャレンジしてみたい人はこちらを選びましょう。

 

【お弁当にゆかりごはん しそふりかけのおすすめ人気ランキングベスト5】

「しそふりかけ」の購入を考えたときに注目すべきポイントが分かったところで、実際にどのような商品がおすすめなのかを紹介していきたいと思います。どれも同じだと思いがちなアイテムですが、実はそれぞれに特徴があります。せっかくならばそんな違いを理解して、この機会にあなたにとってベストなものを選んでみましょう。

 

5位:故里の味 青しそご飯(混ぜご飯の素)

故里の味 青しそご飯(混ぜご飯の素)

・容量:80g

・タイプ:ドライタイプ

・原材料:食塩・青じそ・砂糖・乳糖・ぶどう糖・調味料(アミノ酸等)

《しそふりかけの中でも珍しい青しそタイプで青しそだけが持つ栄養価にも期待》

「しそふりかけ」と言えば、赤しそのものを思い浮かべがちですが、これは青しそを使用したタイプのめずらしい「しそふりかけ」になります。青しそと赤しその違いはその味にあります。青しそは赤しそに比べ、爽快な香りがありさっぱりした味わいが特徴です。酸味はそこまで強くなく、刺激的な味が苦手な人にも向いています。さらにそのクセの少なさから、お漬物の調味料として使ったり天ぷらの薬味として使ったりすることも可能です。彩りもいいので、赤しそのふりかけとともに混ぜておにぎりにしてもいいでしょう。すっぱい料理は食欲をそそりますが、その一方で苦手な人も多いようです。そんな人でもこの青しそふりかけなら食べることができるかもしれませんね。青しそには赤しそと違う栄養素が豊富に含まれています。代表的なものの一つが、βカロチンです。青しそのβカロチンの含有量はなんとニンジンやかぼちゃよりも多く、免疫力アップ効果に期待ができます。また、ロズマリン酸というポリフェノールの一種が含まれているのも青しそならではの特徴です。このロズマリン酸にはアンチエイジング効果やダイエット効果があるとされています。青しそふりかけはおいしいだけではなく、あなたを綺麗で健康にする手助けをしてくれるかもしれません。

 

 

4位:丸美屋食品工業 丸美屋 しその香 NP 30g×120個

丸美屋食品工業 丸美屋 しその香 NP 30g×120個

・容量:30g

・タイプ:ドライタイプ

・原材料:しそ・食塩・砂糖・梅酢・調味料(アミノ酸等)・酸味料

《有名ふりかけメーカーの丸美屋が販売。梅肉がご飯をよりおいしくしてくれる》

「しその香」はふりかけや調味料で有名な丸美屋から販売されている商品です。この「しその香」も多くのファンを持つ丸美屋の代表的商品の一つで、丸美屋が編み出した独自の製法で、心地よい酸味を生み出すことに成功しています。鼻に抜けるしその香りは「他のふりかけとは違う」との声も多く、多くの人を虜にしています。シニア層からも評判が高いなど、さわやかな酸味と後味が心地よいと幅広い年代から人気を集めています。食欲を搔き立てる香りが特徴なので、食が進まないときや夏バテ対策としても一役買ってくれそうです。ご飯に合うものの一つとして梅干しが挙げられることは言うまでもありませんが、「しその香」にはその梅肉も含まれています。アツアツのご飯にかければその梅肉がほどよく溶け、しそとの味わいにより深みを持たせてくるでしょう。料理に使うというよりは、ご飯のお供に向いている商品です。ご飯嫌いのお子さんに食べる楽しみを教えることができるという評判も聞かれますよ。小分けパックになっているものも出ているので、お弁当と一緒にお子さんに持たせることもできます。食べる瞬間にふりかければ、新鮮な味わいを感じることができるでしょう。

 

 

3位:ムソー しその粉ふりかけ 50g

ムソー しその粉ふりかけ 50g

・容量:50g

・タイプ:ドライタイプ

・原材料:しそ・梅酢・食塩

《和歌山県産の厳選した赤しそを使用。料理の隠し技としても優れる》

香り豊なしその風味を追及した結果、「しその粉ふりかけ」に使用されているしそは梅の産地で有名な和歌山県産の高品質なしそのみです。コクのある味わいはもちろんのこと、その鮮やかな色味も他のふりかけとは一線を画しています。口だけでなく目でも十分に味わうことができるでしょう。もちろんこの色合いは、和歌山県産の選ばれたしそだからこそ見られる自然の色合いです。着色料などは使用していません。ちなみに、この「しそふりかけ」を作る際に使われている梅酢は、奈良県産のものです。この梅酢が和歌山県産のしそとの相性が抜群で、おいしさにより磨きをかけています。徹底したしそへのこだわりから生まれるその鮮やかな色味は、完成した料理にパッパッとひとふりするだけで一気に見栄えをよくします。パセリの代わりに一つまみ料理に添えたり、特にドレッシングとして使うと葉ものの緑としその赤がなんとも言えないコントラストを生み出します。ドライタイプの商品なので料理のアレンジが効きやすいのはもちろんですが、自然の天日干しで乾燥させて細粉しているので、さらにくせがなく料理との相性は抜群です。人とは違う盛り付けで、パーティーなどでも人目を引くことができそうですね。

 

 

2位:龍神自然食品センター 龍神梅ゆかり しそのふりかけ 化学農薬・化学肥料不使用 356g

龍神自然食品センター 龍神梅ゆかり しそのふりかけ 化学農薬・化学肥料不使用 356g

・容量:356g

・タイプ:しっとりタイプ

・原材料:しそ・自然塩・梅酢

《「着色料・添加物一切不使用」を掲げた商品。しそも無農薬栽培にこだわる》

「自分たちが食べたいものを作りたい」という想いから生まれたこの商品は、梅の栽培、受け入れから加工販売に至るまですべて一貫体制で出荷されています。そのため、厳しいチェックのもと全ての商品を無添加で仕上げることを可能にしていて、安心して食べられる商品になっています。世界最大規模の有機認証機関のエコサート認証、国内有機農産物の有機JAS認証も取得済みです。特に食べ物に敏感になる小さなお子さんがいるご家庭は、龍神梅の「しそのふりかけ」を選ぶことをおすすめします。龍神梅の「しそのふりかけ」の安心感は、無添加という部分だけではなく、原料のしそも無農薬で栽培されているという点にもあります。農薬を使用すると、除草や害虫駆除の軽減、育成効率の向上などに繋がりますが、体内への残留農薬のリスクも払拭できません。しかし龍神梅の「しそのふりかけ」に使われているしそは無農薬に徹底的にこだわっているので安全です。その代償としてしその栽培は大変苦労を強いられているようで、苗の時期に虫に食べられたり、苗を作り直したりと収穫量は不安定なものになってしまっています。しかし味は農薬を使用して作られたものに比べ、一味も二味も違うおいしさとなっています。2年に1回程度は不作となり、商品を出荷できない時期もあるそうですが、リスクを背負ってまで出来上がる貴重な一品は、まさに手にすべき逸品であると言えるでしょう。

 

 

1位:三島食品 三島ゆかり大袋 60g×60個

三島食品 三島ゆかり大袋 60g×60個

・容量:60g

・タイプ:ドライタイプ

・原材料:赤しそ・食塩・砂糖・調味料(アミノ酸等)・リンゴ酸

《しそふりかけの代名詞、みんな大好きゆかり。こだわりの赤しそは、生葉を使用》

「しそふりかけ」というよりも、「ゆかり」と聞いたほうがピンとくる人は多いかもしれません。実はゆかりは三島食品の登録商標で、多くの人に愛されるがゆえ、この名前のほうが広く知れ渡りました。このような背景からも分かるように、ゆかりは「しそふりかけ」界のナンバーワンに君臨しています。その理由の一つは飽きの来ないおいしさにあります。白いご飯と合うように計算し尽くされた塩の量と食感は、いつまでも食べていられそうです。塩加減や食感はふりかけごとに異なりますが、ゆかりを基準にしているという人も多いほど身近な存在です。家族間で食感の好みがある場合もあるかと思いますが、この万人受けするゆかりを選べば間違いないと言えそうです。ゆかりが多くの人の心を捉えてやまない理由は、その原料へのこだわりにもあります。ゆかりに使われているしそは、香りと色が最も良いとされる株上部の若い新葉だけです。したがって栽培現場では、食感の低下を招く太くて硬い茎が入らないほうに細心の注意が払われ、品質の向上が図られています。また、厳選した味と香りへのこだわりから、ゆかりには契約産地で栽培された生しそのみが使われています。生産者ごとの自家採種を禁止し、指定した品種の種のみを使うという徹底した管理がなされ、高い基準でゆかりの品質が維持されています。三島食品は生産者と密にコミュニケーションを取っており、厳選されたしそのみがゆかりとして私たちの元に運ばれてきます。

 

【まとめ】

いかがでしたか?「しそふりかけ」はゆかりのイメージが強く、ここまでたくさんの種類や特徴があることを知らなかった人も多いかもしれません。今回の記事が、次回の「しそふりかけ」選びのお役に立てれば幸いです。「しそふりかけ」の原料となるしそにはたくさんの栄養素が含まれており、その中でも特に注目を浴びているアントシアニンは、花粉症やアレルギー予防に効果があると言われています。おいしく食べられて健康な体を作ることもできるこのスーパーフードを、ぜひあなたも試してみてくださいね。