値段が安いトレース台のコスパの高い人気おすすめ商品ランキングベスト4【A4・B4・A3サイズ】

作業効率を格段にアップさせてくれるトレース台の使い方や、評判の良いおすすめの商品などの選び方のポイントをご紹介。イラストや漫画をはじめ、さまざまな描画をアシストするために使用されているのがトレース台です。A4・B4・A3など様々なサイズのトレース台。「プロが使うもの」というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、最近では高機能でありながら場所も取らず安価な製品が増えたため、趣味のイラスト制作に気軽に利用している方も増えています。さまざまな種類が登場しますので、ぜひ参考にしてみましょう。

 

 【そもそもトレース台とは?】

トレス台やライトボックスとも言い、主に絵の原稿を複写(トレース)する為に利用される道具です。蛍光灯などの光源の上に乳白色のガラスやアクリル樹脂板をのせた箱状の台で、複写を行う際は複写したい原稿(薄い紙)をトレース台に載せ、さらにその上に複写先となる紙を載せることで、トレース台内部の光源の働きにより複写先の紙を通しても原稿を写すことができます。その後、ペンなどで複写先の紙に書き込むことによって複写が行えます。濃度が濃く下の原稿が見えないスクリーントーンを切る際や、アニメーターが動画を作画する際、写真用として撮影済みのリバーサルフィルムを置き下から透過光を照射して写真を鑑賞・写りの確認を行う等に使われます。

 

《トレース台を使うメリットとは》

鉛筆で紙に作画をする場合消しゴムを使用しますので、正確な線が描けるまでにアタリ線などをたくさん描いて消してという工程を繰り返すうちに、紙が摩耗して傷んだり消した跡が残ることがあります。彩色をアナログでするにしてもデジタルでするにしても、紙が粗くなると線画をきれいに抽出できなかったり、絵の具の色がしっかり入らなかったりと、仕上がりに大きく差が出てしまうことも。こんな時でもトレース台を使用すれば正確に下書きから線を捉えられるので、原稿を傷つけることなくきれいな紙に線画を描くことができますよ。また写真資料など、複雑な線を抽出する場合も効率よく線を拾うことができますから、描画作業のスピードアップを図るために必須のアイテムと言えますね。

 

【コスパの高いトレース台の選び方】

それでは、トレース台を選ぶ際にどんなことに気を付けて選べばよいのでしょうか?ここでは選び方のポイントをご紹介したいと思います。

 

《サイズは原稿よりやや大きめのものを》

まず最も気を付けたいのは、トレース台のサイズです。制作したいものによっても必要なサイズは異なりますが、基本的には作成する原稿よりも一回りほど大きめのトレース台を選ぶようにしましょう。例えば漫画原稿の場合、原稿用紙がB4もしくはA4のものであれば、A3のトレース台がおすすめです。下書き原稿よりも小さいトレース台を選んでしまうと、トレース台と紙を移動させながら描くことになってしまうのでのびのびとした勢いのある線を描くことができませんし、何より効率が悪くなってしまいます。そのため、透写サイズが原稿と合うかどうかはよく注意して選ぶようにしましょう。

 

《LED電球を使ったものを選ぶ》

これまでトレース台の大きな欠点として言われていたことの一つに、画面がライトの熱で熱くなるということがありました。これは夏場には致命的なデメリットになりますが、現在ではLED電球が採用されているため、この点も解消されています。LEDは本体が熱くならない上、電球の寿命が長いというメリットもありますね。蛍光灯の明るさなどにこだわりのある方は別ですが、トレース台が高温にならないことと、寿命が長持ちするというコスト面を鑑みれば、LED電球を使用したトレース台を選ぶことをおすすめします。

 

《調光機能の有無を確認》

トレース台の中には、原稿を照らす光の量を調整できる機能がついているものもあります。日中日当たりの良い場所で作業する場合は高い光量で、夜に作業する場合は低めの光量にした方が目への負担も少なくなります。また、線を描く紙の厚さでも求められる光の量は変わりますので、調光機能も押さえておきたいポイントのひとつです。調光できる機能が付いたトレース台であれば、環境や画材の変化に左右されることもありませんから、一定のパフォーマンスを保ちながら効率的に作業を進めることができますよ。

 

《電源はUSBかACアダプターなのか?》

トレース台の電源には、USBタイプとACアダプタータイプのものがあります。両方付属されて併用できる場合はいいのですが、どちらか片方しかついていないこともあるので、作業環境や使い勝手に合うものを選ぶよう気を付けましょう。なお、パソコンなどを起動しながら作業することが多い方はUSBタイプが便利ですが、USBポートが足りなかったり、パソコンを併用しない場合はACアダプターにしておくのが良さそうですね。

 

《傾斜調節やスケールなど+αの機能があればさらにおすすめ》

イーゼルや設計台などを使って作業するのであれば必須の機能というほどではありませんが、トレース台で長時間作業する場合には、スタンドなどがついていて画面を傾斜させることができるものもおすすめです。フラットな机の上で真下を見て作業するよりも、首や目などへの負担が軽くなりますよ。またその他の機能として、画面の外枠にスケールがついているものなどもあります。漫画のコマ割りや設計などをする際に役立ちますので、作業の内容に合わせてこうしたプラスアルファの機能もぜひ確認してくださいね。

《トレース台は、こんなことにも活用できる》

トレース台は単に下絵から線をきれいに取るということ以外にも、さまざまな用途で使われています。ここではその使われ方の一部をご紹介。

 

・アニメ動画など複数の原画を効率的に作成できる

トレース台はアニメーションの作成や版画など、複製画が必要な制作の大きな助けになります。アニメーションは一つの原稿をもとに、動かしたいだけを書き換えていくつものセルを作成しなければなりませんが、トレース台があれば複写を簡単に描くことができます。漫画原稿などで一枚絵ではなく複数の描画工程が必要な場合はもちろん、ジュエリー等のデザインなどにおいて、基本のデザインに変化を付けた設計図を複数作成したい時などのシーンでも役立ちますよ。

 

・フィルム観察や製品検査などにも

トレース台の使い道は絵を描くことだけにとどまりません。写真のネガフィルムや、細密なパーツで構成された製品の観察などにもよく利用されています。また大きなサイズのトレース台の場合はディスプレイ台や、透写面の上におはじきなどを置いて光を映し出して遊べる、ライトテーブルとして使用されることもあるようです。軽量で持ち運びやすいため、会議やプレゼンなどの場所にも持ち込みやすく、ビジネスシーンなどでも広く使われていますよ。

 

【値段が安いトレース台のコスパの高い人気おすすめ商品ランキングベスト4 A4・B4・A3サイズ】

ここからは、具体的にトレース台のおすすめ商品を人気ランキング形式でのご紹介となります。

 

4位:MUTOH LightBoard ムトー ライトボードスリム SLT-A4C 調光機能付きLEDトレース台

MUTOH LightBoard ムトー ライトボードスリム SLT-A4C 調光機能付きLEDトレース台

・透写サイズ:A4サイズ

・調光機能:無段階

・照度:約2700ルクス

・電源:ACアダプター

・傾斜調節:あり

・寸法:352×261×11mm

・重量:0.9㎏

《使いやすい調光スイッチで、精密な作業にも〇》

トレース台は、本体部分に電源と調光機能を兼ねたスイッチがついているものがほとんどですが、こちらのムトーの商品は、光量調節ボタンと電源ボタンが外付けのスイッチとして付いているのがポイント。電源ボタンと調光操作用のボタンが分かれているので、誤動作をグッと減らせますね。厚み11mmと他の機種よりも厚みはありますが、均一な照射と使いやすさから、大変高い人気を誇っているこちら。無段階調光で最適な明るさを細かく設定できるので、細密なパーツの観察や製品検査などにも活躍します。

 

 

3位:トライテック トレビュアーLEDトレース台 10段階調光機能 B4-400-20 3段階折りたたみ傾斜スタンド付

トライテック トレビュアーLEDトレース台 10段階調光機能 B4-400-20 3段階折りたたみ傾斜スタンド付

・透写サイズ:B4サイズ

・調光機能:10段階調光機能

・照度:1300〜3400ルクス

・電源:ACアダプター

・傾斜調節:あり

・寸法:418×313×8mm

・重量:1.3㎏

《薄くて明るさ調整ができ、取り扱いも簡単だから使いやすい》

3位にランクインしたのは、トライテックのB4サイズ対応のトレース台。楽天ランキングでトップの人気商品のトレビュアー400シリーズに、厚さ8mmの薄型トレース台天板保護シート付きが登場です。下絵から書き写すトレース作業として、コミック・写真・図面・レントゲンなど、なんでも下から綺麗に映してくれる、製造も販売も日本製の人気商品です。

 

 

2位:トライテック トレビュアーLEDトレース台 7段階調光機能付き A4-500-01 2018年度最新モデル

トライテック トレビュアーLEDトレース台 7段階調光機能付き A4-500-01 2018年度最新モデル

・透写サイズ:A4サイズ

・調光機能:7段階調光機能

・照度:2400〜4700ルクス

・電源:ACアダプター

・傾斜調節:あり

・寸法:350×262×8mm

・重量:0.95㎏

《調光記憶機能搭載!ユーザー目線の設計で快適な使い心地》

2位にランクインしたのは、トライテックのA4サイズ対応のトレース台です!トライテックのトレース台は高い機能を持ちながら価格がリーズナブルだということでとても人気がありますが、その秘密はユーザー目線に立った設計にあります。こちらの電源スイッチと調光ボタンも同類の他社製品と同じく本体部分についていますが、兼用ではなく、それぞれ別のボタンとして設置されています。また、前回使った光量の設定を記憶することができるので、アダプターを抜かない限りは前回の設定を継続して使用することができるのもポイント!傾斜も3段階で調節ができるので、フラットな机の上でも首や肩への負担が少なく作業できます。細かい点までユーザーの使いやすさが考えられた一台ですよ。

 

 

1位:トライテック トレビュアーLEDトレース台 7段階調光機能付き A3-500 2018年度最新モデル

トライテック トレビュアーLEDトレース台 7段階調光機能付き A3-500 2018年度最新モデル

・透写サイズ:A3サイズ

・調光機能:7段階調光機能

・照度:2000〜4400ルクス

・傾斜調節:あり

・電源:ACアダプター

・寸法:473×349×8mm

・重量:1.7㎏

《高機能・高コスパ!A4もB4もカバーできるトレーサーならこれに決まり》

そして栄えある第1位に輝いたのは、やはりトライテックのトレース台トレビュアーA3です!2位にランクインしたA4サイズの機能はそのままに、A4はもちろん、B4などの大きな原稿にも対応できるトレース台で1万円を切る価格というのが嬉しいですね。大きなトレース台の場合は肌に触れる面も多いので本体の温度も気になるところですが、この商品はLEDライトが上部にのみついているので、手や腕が振れる下の部分は温度が上がらず、快適に作業することができます。光のムラもなく角も面取りがしてあるため原稿が折れたり、手が引っかかるという不具合も起こりません。トレース台で高品質のものだとまだまだ数万する商品も多い中で、コスパ・機能ともに優れた人気アイテムであるこちら。トレース台デビュー用としても手の届きやすい価格で、趣味や仕事でも最高の相棒となってくれる、最もおすすめな商品ですよ!

 

《作業が捗る人気のグッズ特集》

自宅でゆっくりしている時だけでなく、通勤時の読書や動画視聴にも便利な「アンドロイドタブレット」。スマートフォン(スマホ)よりも大きな画面で操作ができ、以前よりもさらに性能が高くなり、コストも抑えめになってきていることからとても人気です。スペック表に記載されているCPU・ストレージ・メモリーなどは専門的な知識も必要になります。

アンドロイドタブレット比較おすすめ人気ランキング|8インチ・10インチ|Android

 

便利なデジタルメモに挑戦しようと思っている方や、今持っている電子メモ帳をワンランク上のものに買い替えたい方のために、選りすぐりの商品が目白押し。仕事でもプライベートでも情報のデジタル化で仕事効率化を望めます。紙ではなくデジタルにメモを残せる電子メモ帳として、スマホのメモアプリを利用している方も多いですが、比べて電子メモ帳はメモ機能に特化した専用ツールです。

【キングジム・手書きやキーボード】電子メモ帳の最強人気おすすめランキング|ポメラなど

 

【値段が安いトレース台のコスパの高い人気おすすめ商品ランキングA4・B4・A3サイズまとめ】

今回は、値段が安いトレース台のコスパの高い人気おすすめ商品ランキングベスト4(A4・B4・A3サイズ)をご紹介いたしましたが、いかがでしたか?イラストなどの作品作りだけにとどまらず、製品検査やデザインなど様々な用途があるトレース台ですが、サイズや調光機能など選ぶ際に気を付けておきたいポイントがいくつかありましたね。それぞれの作業環境や使い勝手に合わせて、トレース台を選ぶことが大切だということがわかりました。今回の記事を参考に、みなさまもぜひお気に入りの商品を見つけましょう。