無線LANルーターとは?アップル・バッファロー等の選び方とおすすめ人気ランキング

通販での無線LANルーターの人気商品のランキングと選び方のポイントを解説。最強の無線LANルーターを見つけて、ネット環境を快適にしましょう。家でも快適にネットサーフィンを楽しむために、Wi-Fi環境はしっかりと整備したいもの。そんなWi-Fi環境を作るのに必要が無線LANルーターですが、アップルやNEC、バッファローなどさまざまなメーカーから販売されていて、選び方も難しく、購入の際に迷った経験がある方も多いのではないでしょうか。

 

Contents

【そもそも、無線LANルーターとは?】

無線LANルーターとは、スマートフォン・タブレットなどのWi-Fi対応機器をワイヤレスでインターネットに接続するための機器のことで、ルーター本体を「親機」、Wi-Fi対応機器を「子機」と呼びます。インターネット回線業者の終端装置(ONU)と親機をLANケーブルで有線接続し、親機と子機を無線接続して使用します。

 

《無線LANルーターがあればケーブルなしで様々な機器をインターネット接続できる》

Wi-Fiは、おうちの中で使っているパソコンやタブレットなどのネットワーク対応機器が、無線の電波で接続できるようになる便利な方式です。ジャマなケーブルが減るのですっきり。電波が届く場所なら家中どこでもインターネット接続できるようになります。

 

《無線LANルーターの選び方のポイント》

今回は無線LANルーターの選び方について、ショップ販売員として10年以上のキャリアを持ち、法人ナンバーワン販売員にも輝いたご経験のある、家電販売員のたろっささんに取材しました。初心者でもどれを購入すればいいかわかる内容になっていますので、ぜひ今後の無線LANルーター選びの参考にしてみてくださいね。

 

・まずは「契約しているインターネット回線」と「家の間取り」を確認しよう

どの無線LANルーターを選べばいいか、全くわからない。そんな方にまずチェックしてもらいたいのが、「契約しているインターネット回線」と「家の間取り」です。

 

・通信速度は契約しているインターネット回線でも決まる

現在契約しているインターネット回線は何なのか。これを確認しておくことが、無線LANルーター選びのファーストステップ。2GbpsのNURO光や、1Gbpsのフレッツ光隼・フレッツ光ネクスト・auひかりなどの回線速度に適した通信速度の製品を選択して、快適な通信環境を手に入れましょう。ただし、100Mbpsしかなく通信の質も高くないVDSL方式を利用している場合は、いくら高性能な無線LANルーターを購入したとしても通信速度が上がることはありません。通信速度にこだわるなら、無線LANルーターを購入する前に、通信回線の変更も視野にいれておきたいところです。無線LANルーターは、住んでいる家や場所、さらには使用する状況によっても選ぶべき商品が全く異なります。「この製品ならどの家にも合う」というものはありません。回線がVDSLなのにいくらいい製品を選んでも焼け石に水ですよ。Wi-Fiルーターを置くより、auスマートポートやSoftbank Airを契約した方がずっとマシです。それか大家さんに確認を取って戸建て回線を1本引きしましょう。

 

・アンテナは「壁の枚数×1本」が目安。鉄筋マンション住まいなら4本以上を

契約しているインターネット回線のチェックが終わったら、次は設置場所と使用場所をイメージしてください。無線LANルーターはアンテナの本数が増えるほど通信速度も速くなるため、間取りによって必要となるアンテナの数が変化します。木造の一戸建てに住んでいて、1階だけで使用するならアンテナは2本、2階でも使用するなら外付きアンテナ3本のものを選んでください。また鉄筋コンクリート造住宅や、マンション住まいであれば、4本以上のアンテナがある製品を選ぶのがベストです。あまり難しく考えず、「ルーターの設置場所から使用場所までの壁の枚数×1本のアンテナ」を目安にすると、必要な製品を見つけやすいですよ!

 

・「2.4GHz」「5GHz」使用状況にあった周波数帯域はどっち?

商品によって対応している周波数帯が異なります。現在使われている主な周波数帯は、2.4GHz帯と5GHz帯の2種類。それぞれについて詳しく説明しますので、使用状況に合せてどちらを選ぶのか見極めていきましょう。

 

・障害物の影響を受けにくい「2.4GHz帯」多くのゲーム機にも対応

2.4GHz帯は障害物の影響を受けにくく、長距離の通信にも向いていますが、2.4GHzを使用している機器が多いゆえに電波が混雑しています。そのため、2.4GHz帯は大量の電波が飛び交う繁華街や密集した住宅地などでは、通信障害や通信速度の低下が起こりやすくなります。また電子レンジやBluetoothなど、同じ周波数帯を使う他の機器と電波干渉を起こすこともあるため設置環境などに注意しなければいけません。とはいいつつ、昔ほど2.4GHz帯は激戦区じゃなくなってます。1番干渉すると言われたコードレスの電話機ですが、今は1.9GHz帯を使用する「DECT方式」と言うものが主流になってきているんです。現状使用されているWi-Fi端末はほとんどの物が5GHz帯を使用しています。しかし初代のChromecastや、PS3・PS4・Wii・WiiU3DS・PSP・PSVitaなどのゲーム機は2.4GHzにしか対応していません。やっぱり何だかんだ言っても、2.4GHz帯は必要な場面が多いですよ。

 

・電波干渉が起こりにくく、混雑を回避してくれる「5GHz帯」

5GHz帯は障害物からの影響を受けやすいものの、同じ周波数帯域を使用する機器が少ないため電波干渉が起こりにくく、混雑を回避できます。5GHz帯に対応している商品の方が電波干渉を回避できるので、住宅の密集したマンションなどで使う際に特におすすめです。ただ2.4GHz帯に比べて通信範囲が狭いため、一戸建てなど広い範囲をカバーしたい場合には別途、無線LAN中継器の使用を検討した方が良いでしょう。中にはAppleのAirMacのように、5GHzしか使えない機器もあります。何を使用するかによっても、選ぶべき周波数帯域は違いますよ。

 

《通信速度に関わるポイントを押さえる》

無線LANを使用する上でもっとも重要な通信速度。通信規格や同時接続台数など、実際の使用を想定しながら各種スペックを見て行きましょう。

 

・通信規格は「11ac」以上がおすすめ

新しくルーターを買うなら、最も速度が早い11acがおすすめです。無線LANの主流の規格は「IEEE(アイトリプルイー) 802.11」で、802.11には速度が異なる複数の規格があります。古い規格から順に並べるとb、a、g、n、acとなり、新しくなるに連れて通信速度がアップしています(ただし、aとgの速度は同じ54Mbps)。なお11adというより高速通信が可能な規格が近く実用化される予定ですが、こちらはまだ対応する商品が非常に限られています。スマホやPC側の対応は更にあとになると思われますので、現段階でこの規格の実用化を待って購入する必要はないでしょう。

 

・アンテナが外に合ったほうが電波が飛びやすい

外付けアンテナと内臓アンテナでは、外付けアンテナのほうが通信が安定します。パソコンなど、定位置で機器を使用する場合には外付けタイプを選ぶのが得策です。そしてアンテナの本数が増えるほど、通信速度もアップ。特に2.4GHzで繋ぐことを想定しているのであれば、最低でも3本以上のアンテナがあるもの、つまり600Mbps以上の製品を選んでおきたいところです。

 

・複数の端末で使うなら同時接続可能台数にも注目

ルーターによって、同時接続できる子機の台数が異なります。推奨台数を超えて使用すると通信速度が遅くなってしまいますので、使用する機器の台数に合わせて選びましょう。安いルーターほど同時に接続できる台数が少ないことが多いため、注意が必要です。

 

・複数端末で使用するなら「MIMO」「MU-MIMO」「ビームフォーミング」は必須

MIMO機能やMU-MIMO機能、そしてビームフォーミングは、複数端末で接続することを考えているならマスト機能。一戸建てもしくは分譲マンション等、ある程度の広さの場所で家の隅々まで届課せたい、これらの機能の有無で決まります。ちなみにMIMOとは、複数のアンテナを同時に使用して高速通信を行う技術。MU-MIMOは、MIMOを拡張することで更に高速通信を実現したものです。ビームフォーミングとは、簡単に言うと電波を集中させる機能のことを言います。

 

・ゲームをするなら「ポート開放」を、STBを使うなら「IPv6パススルー」もチェック

ゲームやPC等でよく用いられるのが、ポート開放。特定の通信を行う際にポートを開放しておかないと速度が遅くなってしまったり、通信ができなくなったり……なんてことも。一瞬の判断が命取りになるゲームでは特に必要となるものですので、対応しているか必ず確認しておきましょう。また、ひかりTVやauのSTB(セットトップボックス)、その他ケーブルテレビのSTB等の映像配信サービスを見るなら、IPv6パススルーが欠かせません。IPv6パススルーがつていないと、せっかくのSTBが使えなくなってしまいます。ゲーム用に購入する方は、1Gbpsあるかを確認することも忘れないでください。安価な製品を選んでしまうと100Mbpsまでしか対応していないこともありますよ。IPv6パススルーは、バッファロー・NEC・ELECOM等の主要国内メーカーの製品にはほぼ付いています。しかし残念ながら国外メーカーの製品だと、対応しているものはかなり少ないです。

 

・設置場所や環境に合った特徴かチェック

周波数帯域もそうですが、無線LANルーターはどんな環境に設置するのかによっても選ぶべきポイントが変わります。こちらもできるだけ具体的に想定した上で選んで行きましょう。

 

・縦置き?横置き?壁掛け?設置方法をチェック

無線LANルーターは、商品によって縦置き・横置き・壁掛けができる、など設置方法自体が異なります。自分の設置したい場所にあった設置方法の商品を選ぶのはもちろんですが、実際に設置してから電波強度の関係で移動したい場合などに簡単に動かせるとより便利です。ほしい機能を備えていることが前提ですが、ある程度コンパクトで複数の設置方法に対応しているモデルの方が、扱いやすいと言えるでしょう。

 

・親機と子機の規格を揃える

無線LANルーターを購入する際は、使用端末や子機のスペックにも注意を払う必要があります。11acのルーターでも、パソコンやスマホなどの子機・受信端末が11ac非対応なら古い規格が適応され通信速度は落ちてしまいます。その他、MIMO・MU-MIMOやビームフォーミングも同様で、基本的には子機側も対応していなければ効果を得ることはできません。

 

・NASとして活用するならUSBポートが必須

なお外付けHDDをNASとして利用する場合には、HDD側がネットワーク機能に対応した「NAS HDD」である必要があります。

 

《繋がらない?無線LAN接続環境を改善するコツ》

どんなに高性能なルーターでも、設置環境によっては速度が落ちたりつながらなかったりすることがあります。ルーターの電波状況は、Android専用アプリ「Wi-Fiオーバービュー360」やパソコン用フリーソフト「WirelessNetView」などで簡単に調べることができます。ルーターの設置場所を決める時やチャンネルのかぶりを調べたい時に便利です。無線LANルーターを設置したけど思うように速度が出ない…という人は、以下をチェックしてみて下さい。

 

・障害物の有無をチェック

ルーターと子機との間に壁があるとつながりにくくなることがあります。特に、マンションなどの鉄筋住宅は木造住宅よりも壁の妨害を受けやすいです。ラックなどにルーターを収納するのも電波の飛びを悪くする原因になりますので、電波の妨げになるものはないか、ルーターの設置場所を確認してみましょう。また、無線LANルーターの電波は水平方向に強く飛ぶものが多いため、やや高めの位置に設置しましょう。外付けアンテナ型のルーターなら、アンテナの向きもあわせて調節してください。

 

・距離が遠すぎる場合は中継器の導入も検討

当たり前ですが、親機と子機の距離があればあるほど電波は弱くなります。離れた場所でつながりにくい場合には、無線LAN中継器を導入するのがおすすめ。中継器は親機の電波を引き継ぎ、遠くまで電波を飛ばす働きをします。2階建ての家などの場合はルーターを1階に、中継器を階段途中に設置すると、2階まで電波の届く範囲が改善する可能性がありますよ。

 

・他の無線LANが干渉している場合はチャンネルを変えてみよう

近所に無線LANの電波がたくさん飛んでいると、電波が干渉してつながりにくくなることがあります。その場合は無線LANで使っているチャンネルを変更すると、干渉を軽減できる可能性があります。チャンネル変更はルーターの設定画面から行えますので、各種ソフトからチャレンジしてみてください。

 

・古いモデルはアップデートを忘れずに

使っているルーターが古い場合、ファームウェアアップデート(ルーターに内蔵されたソフトウェアの更新)をすることで機能が改善することがあります。新しいファームウェアが配布されていないか、メーカーサイトを確認してみましょう。

 

【無線LANルーターのおすすめ人気ランキングベスト15】

それでは、人気のある無線LANルーターの中からおすすめ商品を人気ランキングにてご紹介。さまざまな商品が登場しますので、ぜひ参考になさってくださいね。

 

15位:エレコム 無線LANルータ親機 11n.g.b 300Mbps 有線100Mbps(※WRC-300FEBK同等品) WRC-F300NF

エレコム 無線LANルータ親機 11n.g.b 300Mbps 有線100Mbps(※WRC-300FEBK同等品) WRC-F300NF

・通信速度(2.4GHz帯):最大300MB/s

・通信速度(5.0GHz帯):-

・MIMO・MU-MIMO:×

・ビームフォーミング:×

・アンテナ:内蔵×2本

・NAS:×

《携帯用無線LANルーターとしても使いやすいコンパクトサイズ》

エレコムのWRC-F300NFは、見た目通り10㎝×7㎝というコンパクトなサイズ感とお手頃な価格が特徴。小ささを活かして、携帯用として使用すればこれほど便利なルーターはありません。ポケットWi-Fi感覚で、1台持っておくと重宝するのではないでしょうか。ひとり暮らしであれば、メインルーターとしても十分お使えいただけるかと思います。

 

 

14位:エレコム 11ac 867+300Mbps 無線LANギガビットルーター ブラック WRC-1167GHBK-S

エレコム 11ac 867+300Mbps 無線LANギガビットルーター ブラック WRC-1167GHBK-S

・通信速度(2.4GHz帯):最大300MB/s

・通信速度(5.0GHz帯):最大867MB/s

・MIMO・MU-MIMO:×

・ビームフォーミング:○

・アンテナ:内蔵×2本

・NAS:×

《低価格ながら11ac対応、2本のアンテナで安定性も確保》

エレコムのWRC-1167GHBK-Sは、低コストながら11acやビームフォーミングにも対応するミドルグレードモデル。2本のアンテナは5.0GHz帯用のもので、同帯域についてはそれなりの安定性を確保しています。有線LANの最大速度は1000MB/sなので、普段から有線使用する方であっても十分なスペックでしょう。価格は同等のスペックを持つ他メーカーの機種と比べても安い水準となっているので、コスパを重視する方にはおすすめのルーターです。

 

 

13位:エイスース 11ac対応 1300+600Mbps 無線LANルータ 親機 セキュリティ機能搭載モデル RT-AC3200

エイスース 11ac対応 1300+600Mbps 無線LANルータ 親機 セキュリティ機能搭載モデル RT-AC3200

・通信速度(2.4GHz帯):最大600MB/s

・通信速度(5.0GHz帯):最大1300MB/s×2

・MIMO・MU-MIMO:Mu-MIMO対応

・ビームフォーミング:○(AiRader)

・アンテナ:外付け×6本

・NAS:USBポート×2

《最大24台までの複数高速通信に対応》

複数端末による高速通信に特化した、エイスースのRT-AC3200。最大で24台まで安定接続することができるので、家族での使用はもちろん、飲食店などちょっとした店舗ならば1台で十分カバーできます。ただ無線接続に不慣れな人が扱うには設定が多少ややこしく、本来のスペックを最大限発揮させるためにはアダプタも用意しなければいけません。あまり手軽に使えるルーターではないので、初心者は避けた方が無難でしょう。

 

 

12位:【中古】Apple AirMac Extreme ベースステーション ME918J/A

Apple AirMac Extreme ベースステーション ME918J/A

・通信速度(2.4GHz帯):-

・通信速度(5.0GHz帯):1300MB/s

・MIMO・MU-MIMO:×

・ビームフォーミング:○

・アンテナ:内蔵×6本

・NAS:USBポート×1

《Macユーザーに嬉しい洗練されたフォルム》

アップルのエアーマック・エクストリームは、他のルーターとは一線を画す洗練されたフォルムが印象的。やはりMac系のパソコンやアクセサリには、アップル製品のデザインが良く合います。見た目だけでなく設定や相性も同様で、エアーマック・エクスプレスなどのアップル製品を無線LAN親機として使用している環境であれば、他メーカーのものよりも遥かに使いやすいでしょう。ただこの商品単体で見た場合は、接続速度や安定性など同価格帯のモデルに劣る部分も多いです。

 

 

11位:ネットギア・インターナショナル Nighthawk X8 R8500 802.11acトライバンド無線LANルーター R8500-100JPS

ネットギア・インターナショナル Nighthawk X8 R8500 802.11acトライバンド無線LANルーター R8500-100JPS

・通信速度(2.4GHz帯):1000MB/s

・通信速度(5.0GHz帯):2166MB/s

・MIMO・MU-MIMO:MU-MIMO対応

・ビームフォーミング:○

・アンテナ:外付け×4本・内蔵×4本

・NAS:USBポート×2

《デュアルコア搭載、家族で使えるゲーミングルーター》

ゲームのために作られた、ネットギアのNETGEAR R8500-100JPS。無線接続で行うオンラインゲームには、速度だけでなく安定性も求められます。そしてその2つを兼ね備えた回線は、動画のストリーミング通信や大容量ファイルのダウンロードなど、ゲーム以外の場面でも当然大活躍。しかし、必要に応じて設定を切り替えられる程度の知識は最低限必要です。また発熱がすごいため、設置場所など熱対策も事前に検討しておきましょう。

 

 

10位:エイスース 11ac対応 2167+1000Mbps 無線LANルーター 親機 セキュリティ機能搭載モデル RT-AC88U

エイスース 11ac対応 2167+1000Mbps 無線LANルーター 親機 セキュリティ機能搭載モデル RT-AC88U

・通信速度(2.4GHz帯):1000MB/s

・通信速度(5.0GHz帯):2167MB/s

・MIMO・MU-MIMO:MU-MIMO対応

・ビームフォーミング:○(AiRader)

・アンテナ:外付け×4本

・NAS:USBポート×2

《4K動画の配信・閲覧など、回線速度にこだわる方へ》

エイスースのRT-AC88Uは、とにかく高速性にこだわったハイスペックモデル。WTFastによって回線が最適化されるため、5GHz帯の2167MB/sという最大通信速度を遺憾なく発揮することができます。そのため、4K動画をストリーミングする機会の多い方など、とにかく回線速度にこだわりたい方にはうってつけ。ただし、やはり設定が多少分かり辛く、通常のネット接続の範囲内では速度を活かしきれないことも多いため、どちらかというと上級者向けのルーターです。

 

 

9位:NEC 11ac対応 1300+600Mbps 無線LANルータ PA-WG1900HP

NEC 11ac対応 1300+600Mbps 無線LANルータ PA-WG1900HP

・通信速度(2.4GHz帯):450MB/s

・通信速度(5.0GHz帯):1300MB/s

・MIMO・MU-MIMO:×

・ビームフォーミング:○

・アンテナ:内蔵×4本

・NAS:×

《横置き可能なスタイリッシュデザイン、内蔵アンテナで安定性も上々》

NECのハイグレードモデル・PA-WG1900HPは、縦置きも横置きも可能なデザインのおかげで省スペースでの設置が可能。2.4GHz帯で450MB/s・5GHz帯で1300MB/sと速度も十分で、ビームフォーミングなどもしっかり搭載しているため携帯端末での接続も安定します。アンテナが内蔵されているため見た目にはやや頼りなく思えるかもしれませんが、実際の性能としてはそこまで変わりません。光回線導入などに合わせて、とりあえずこの程度のスペックを用意しておけば困ることはないでしょう。

 

 

8位:バッファロー 無線LANルータ 親機単体 Wi−Fi 1300+600Mbps・ギガルーター エアステーション WXR−1901DHP3

バッファロー 無線LANルータ 親機単体 Wi−Fi 1300+600Mbps・ギガルーター エアステーション WXR−1901DHP3

・通信速度(2.4GHz帯):600MB/s

・通信速度(5.0GHz帯):1300MB/s

・MIMO・MU-MIMO:×

・ビームフォーミング:○

・アンテナ:外付け×3本

・NAS:USBポート×1

《3台のCPUを搭載したバッファローのハイグレードモデル》

接続機器を多数開発しているバッファローのラインナップで、入門用上位モデルといった位置づけのWXR-1901DHP3。2.4GHz帯600MB/s・5GHz帯1300MB/sと速度に関しては特に高級感はなく、スペックが過剰過ぎないのが特徴です。しかし3台のCPUやビームフォーミングEXなどによる安定性は確かで、11位に登場したネットギアの高級機・R8500-100JPSよりも安定しているという声も。現状のネット環境ではそもそも1000MB/sを超える速度は家庭外ではほぼ活かせないため、外部通信(WAN)がメインの方ならば十分満足できるスペックと言えます。

 

 

7位:TP-Link Archer 867Mbps+300Mbps 無線Lanルーター C1200 全ポートギガビット

TP-Link Archer 867Mbps+300Mbps 無線Lanルーター C1200 全ポートギガビット

・通信速度(2.4GHz帯):300MB/s

・通信速度(5.0GHz帯):867MB/s

・MIMO・MU-MIMO:×

・ビームフォーミング:×

・アンテナ:外付け×3本

・NAS:USBポート×1

《専用アプリで初期設定もラクラク、ビームフォーミングも搭載》

C5400やC3150などのハイエンド機が注目されているTP-Linkの、エントリーモデル・Archer C1200。速度や安定性は価格なり、といったところですが、特に優れているのが設定用のアプリが分かりやすいという点です。スマホから専用アプリを介して各種設定が行えるのですが、このアプリのインターフェースが非常に洗練されています。これまで無線接続の設定に四苦八苦していたという方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

 

 

6位:バッファロー 無線LANルータ 親機単体 [無線ac/a/n/g/b・有線LAN]866+300Mbps・ギガルーター WHR−1166DHP4

バッファロー 無線LANルータ 親機単体 [無線ac/a/n/g/b・有線LAN]866+300Mbps・ギガルーター WHR−1166DHP4

・通信速度(2.4GHz帯):300MB/s

・通信速度(5.0GHz帯):866MB/s

・MIMO・MU-MIMO:×

・ビームフォーミング:○

・アンテナ:内蔵×2本

・NAS:×

《無線機能を重視したWi-Fiメインユーザーに最適なルーター》

バッファローのWHR-1166DHP4は、一応ミドルグレードに位置されるモデルではありますが、価格を抑えるためあえて機能を絞っています。実際速度だけを見ても、2.4GHz帯300MB/s・5.0GHz帯866MB/sとかなり控えめ。しかしこの速度は、これだけあれば通常使用には困らない最低限の速度でもあります。初期設定も比較的簡単な部類なので、高速性はそくまで重視しないけれど、普通に使える無線ルーターが欲しいという方にはぴったり。ただ14位のWRC-1167GHBK-S同様、有線LANが最大100MB/sと遅いため、あくまでも無線メインと考えた方が良いでしょう。

 

 

5位:TP-Link 1300Mbps+600Mbps 北欧デザイン無線LANルーター ギガビットポート 11ac対応デュアルコア Archer C9

TP-Link 1300Mbps+600Mbps 北欧デザイン無線LANルーター ギガビットポート 11ac対応デュアルコア Archer C9

・通信速度(2.4GHz帯):600MB/s

・通信速度(5.0GHz帯):1300MB/s

・MIMO・MU-MIMO:×

・ビームフォーミング:○

・アンテナ:外付け×3本(取り外し可)

・NAS:USBポート×2

《1GHzデュアルコアCPU搭載、一軒家をまるまるカバー》

7位で登場したTP-Linkの、グレードアップモデル・Archer C9。回線速度は2.4GHz帯600MB/s・5.0GHz帯1300MB/sと上位機らしいスペックで、デュアルコアCPUで複数端末接続にもある程度対応が効きます。当然専用アプリは健在ですので、設定もラクラク。なお電波範囲に関しては、2階建てまでならば届くけれど3階建てはちょっと厳しい、といった程度なので、不安な方は中継器や子機とのセットもあわせて検討してください。

 

 

4位:バッファロー 11ac対応 無線LANルータ 親機(1733+800Mbps)デュアルコアCPU搭載 WXR-2533DHP2

バッファロー 11ac対応 無線LANルータ 親機(1733+800Mbps)デュアルコアCPU搭載 WXR-2533DHP2

・通信速度(2.4GHz帯):800MB/s

・通信速度(5.0GHz帯):1733MB/s

・MIMO・MU-MIMO:MU-MIMO対応

・ビームフォーミング:○

・アンテナ:外付け×4本

・NAS:USBポート×1

《MU-MIMO対応、安定性で選ぶならコレ》

WXR-2533DHP2は、バッファローの無線LANルーターの中でもトッククラスのスペックを誇るハイエンドモデル。MU-MIMOに対応しているため、複数の端末で繋いでも最大速度を活かした安定接続を利用することができます。ややサイズが大きいため設置場所に困るかもしれませんが、日ごろから速度の安定性に悩んでいる方にはこれ以上ないルーターと言えるでしょう。

 

 

3位:エイスース 11ac対応 1734+800Mbps 無線LANルーター 親機 セキュリティ機能搭載モデル RT-AC85U

エイスース 11ac対応 1734+800Mbps 無線LANルーター 親機 セキュリティ機能搭載モデル RT-AC85U

・通信速度(2.4GHz帯):800MB/s

・通信速度(5.0GHz帯):1734MB/s

・MIMO・MU-MIMO:MU-MIMO対応

・ビームフォーミング:○(AiRader)

・アンテナ:内蔵×4本

・NAS:USBポート×1

《無線機能の豊富さと高速性、アンテナレスの見た目も印象的》

アンテナレスでデザインも個性的な、エイスースのRT-AC85U。価格なりに回線速度も優秀で、ビームフォーミングの代替機能となるAi Radarにより電波も届きやすく、アンテナ内蔵とは思えないほどの対応力を発揮します。ただアンテナ内蔵モデルは少し設置箇所を選ぶのが難しく、初期不良なのか設置する向きが悪いのか、などの判断が付きづらいケースも。特定の部屋だけ電波が届かないといった場合には、少しルーターの方向を調整するだけで解決するかもしれませんのでぜひお試しください。

 

 

2位:NEC Aterm 11ac対応 1733+800Mbps 無線LANルータ WG2600HP2

NEC Aterm 11ac対応 1733+800Mbps 無線LANルータ WG2600HP2

・通信速度(2.4GHz帯):800MB/s

・通信速度(5.0GHz帯):1733MB/s

・MIMO・MU-MIMO:MU-MIMO対応

・ビームフォーミング:○

・アンテナ:内蔵×4本

・NAS:USBポート×1

《アンテナ内蔵型ながらハイエンドモデルに匹敵するスペック》

RT-AC85Uと同様アンテナ内蔵型の、Aterm・WG2600HP2。NECの上位グレードモデルでビームフォーミングとMU-MIMOにしっかり対応しているため、性能としてはWXR-2533DHP2に匹敵するレベルです。アンテナ内蔵型の割に電波の飛びも比較的安定しているようで、安定して使えているという声が多く見られます。コンパクトサイズで設置箇所を選ばないので、万が一不安定な場合も調整しやすいというのが嬉しいですね。

 

 

1位:バッファロー 11ac対応 1733+800Mbps 無線LANルータ(シャンパンゴールド)WSR-2533DHP-CG

バッファロー 11ac対応 1733+800Mbps 無線LANルータ(シャンパンゴールド)WSR-2533DHP-CG

・通信速度(2.4GHz帯):800MB/s

・通信速度(5.0GHz帯):1733MB/s

・MIMO・MU-MIMO:×

・ビームフォーミング:○

・アンテナ:内蔵×4本

・NAS:USBポート×1

《必要な機能を無駄なく搭載、圧倒的コストパフォーマンス》

同価格帯の無線LANルーターとは一線を画す性能を秘めた、バッファローのWSR-2533DHP。5.0GHz帯で1733MB/sと11ac規格ではほぼ最速、さらに2.4GHz帯でも800MB/sという高速通信を実現しています。4本のアンテナで安定性も確保しており、複数端末で接続してもほとんど途切れることはありません。初期設定も非常にわかりやすく、スマホやゲーム機の接続を安定化させるためにちょうど良いスペックのルーターを探している方にイチオシのモデルです。

 

《自宅でより楽しめる家電の人気商品ランキングを確認》

近年では、Netflixや、Hulu・Amazonプライム・ビデオといった、ビデオオンデマンド(VOD)サービスが非常に人気。これらの動画を、スマホやタブレットではなく、テレビの大画面で利用するための機器がストリーミングデバイス。Amazon Fire TVや、Chromecastなどが有名ですが、他にもたくさんの種類があり、利用できるアプリもまちまち。どれを選べばいいかポイントをチェックしてみましょう。

【ストリーミングデバイス比較】Hulu・dTV・Youtubeに最適な選び方&おすすめ人気ランキングベスト5

 

液晶よりもさらに高画質と話題の「有機ELテレビ」。4K放送が予定されている今、その高解像度を活かす次世代のテレビとして、注目を集めています。しかし、BRAVIA・VIERA・REGZAなど色々な機種があり、ソニー・東芝・パナソニック・LGといった大手メーカーから販売されているため、高額家電ですから購入してから別の機種のほうがよかったということがないよう、しっかり検討して楽しいテレビライフを満喫しましょう。

【お得な家電】人気の有機ELテレビ比較ランキングベスト6|東芝 ソニー パナソニック LG 最新版

 

【無線LANルーターとは?アップル・バッファロー等の選び方とおすすめ人気ランキングまとめ】

おすすめの無線LANルーターをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?高速通信を求める方へのハイエンドな商品や、コスパのよい低価格商品など、今ではいろいろなニーズに適したルーターが販売されています。今回の選び方とランキングを参考に、あなたにぴったりの満足度が高い無線LANルーターを選んでくださいね。