ミツユビハリネズミのごはん(餌・食事)の選び方
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ハリネズミさんのごはんは色々な種類の物があります。
中でもハリネズミ専用のフードを利用するのが一番簡単です。
もちろんこのハリネズミフードだけで飼育することも可能です。
専用フードの代わりとしてフェレットフードやキャットフードが定番とされていましたが、最近はホームセンターや通信販売などでも簡単に専用フードが何種類も入手できるので、あえて代用品を使い続ける必要はありません。
ハリネズミさん専用のごはんがどうしても手に入らない場合や、どのハリネズミフードも食べない場合などに限り、フェレット用フードやキャットフードの他にドッグフードなどが使用できます。
Contents
【ヨツユビハリネズミのごはん(餌・食事)の選び方】
ハリネズミさんはそれらのペット達よりも脂肪分の必要がなく、たんぱく質がより多く必要な為、脂肪分が少ない高齢用や肥満用のフードを選びましょう。
また、栄養の偏りを防ぐため、専用のフードとミックスして与えてあげましょう。
あくまで代替用でのオススメですが、与える際は顎の力の弱いハリネズミさんの為に必ずお湯やお水でふやかしてから与えてください。
ハリネズミ餌の通販人気おすすめランキングを参考に選ぶのもおすすめです。
【ヨツユビハリネズミが餌・食事を食べない場合】
ハリネズミさんはグルメで偏食家の生き物で、飽きたらフードを食べなくなってしまうことも…。
ひどい場合は何日も食事を一切しない絶食状態になってしまいます。
その為、何種類かのフードを用意して、混ぜて使ったり他の食材と一緒に使ったりすることで、毎日飽きさせない工夫をしてあげましょう。美味しそうに食べる姿はとても癒されます。
偏食や拒食はハリネズミさんと暮らす上でかなりやっかいな部分ですから、ごはんは重要なポイントとなります。
同時に楽しいスキンシップの時間にもなりますよ。
【ヨツユビハリネズミの餌の1日に与える量とバランス】
ペットのハリネズミさんに適切なのは1日に30~70カロリーですが、目安ですので個体ごとに調整してあげましょう。
主食…大さじ1~2杯
その他の動物質(茹で卵、カッテージチーズ)…小さじ1~2杯
おやつ(ミルワーム等)…少量
野菜(ニンジン、リンゴ等)…小さじ半分
主食のハリネズミフードだけを与える場合は大さじ2~3杯が目安です。
《ヨツユビハリネズミの餌の量やバランスの見直し》
上記の量とバランスを参考にしてごはんを与え、体重や健康状態などハリネズミさんの様子を見ながら、その子に適した食事内容を決めましょう。
また、成長期には沢山の栄養が必要になるので多めに与えてください。生後半年までの子供のハリネズミさんには、毎日残すほど与えても大丈夫です。
ただしあまりに太ってしまう場合には見直しが必要です。
【ヨツユビハリネズミに1日に与える餌の回数】
ハリネズミさんは基本的に夜に行動する夜行性です。
野生家では一晩中昆虫などを捕食しながら歩き回り、少しずつ何度も食事をする生活をしています。
夜の間に数回にわけて与えるのが理想的ですが、現実的には難しいことなので、ハリネズミさんが活動し始めてから1回与えましょう。
もし時間の余裕があれば、2回に分けて与えられると良いですね。
生エサ・活きエサはおやつとして与えましょう。
ハリネズミさんは食虫目に分類されることからも分かるように、野生では虫が主食です。
あくまでフードを主食にしておやつとして虫エサ・活きエサを与えることをおススメします。
ハリネズミさんに与えるおやつとしてはミルワームやコオロギが一般的です。他にもハニーワームやデュビア(ゴキブリ)など色々な昆虫があります。
これらは家庭で繁殖させて増やすこともできます。
生エサとしては冷凍のピンクマウスがありますが、大きすぎたり太り過ぎの原因ともなるのでたまにの贅沢にとどめておきましょう。
・大好物!クリーミーなミルワーム
活きエサとしてミルワームという固い芋虫のような昆虫が売られています。
ノーマルのミルワームはかなり小ぶりですが、ジャンボミルワーム(ジャイアントミルワーム)というかなり大きなものも売られています。
脱皮したての白いやわらかいものが大好きです。
大好物のミルワームを利用して、ハリネズミさんとコミュニケーションをとっていきましょう。
・ヘルシーなコオロギ
ミルワームよりややヘルシーなコオロギ。
ハリネズミさんによって好き嫌いがあると言いますがうちのハリネズミさんはミルワームよりコオロギ派です。
フタホシコオロギとイエコオロギの2種類がありますが、後者の方が小ぶりで動きが早いのでハリネズミさんに与える場合はフタホシコオロギがおススメです。
捕まえるのが苦手なハリネズミさんだと、ミルワームに比べてなかなか食べられない場合があるので心を鬼にしてピンセットなどで足や頭をつぶしてから与えるのが良いと思います。
・高カロリー栄養食ピンクマウス
生まれたてのものから少し毛の生えたものまで冷凍したものが様々にサイズ分けされています。大きさは気にしなくても良いと思いますが、大きすぎると食べ物と認識しない場合がありますので小さいものから試しましょう。
高脂肪でミルワーム以上にとても太りやすいので与えすぎには注意が必要です。病気や絶食で体重が落ちたときだけ与えるのをおススメします。
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ミミズ、コオロギ、バッタ、カタツムリ、ナメクジなど野外で採ってきたものももちろん食べますが、農薬や工場排水などで汚染されている場所で採るのは危険です。できるだけ販売されている清潔な昆虫を与えてあげましょう。
→生エサ、活きエサの購入先
ミルワームやコオロギは虫を食べる小動物、爬虫類、熱帯魚などのためによく流通していますので、楽天市場やアマゾンのペットショップや熱帯魚店、ホームセンターなどを探してみましょう。
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ハリネズミさんの偏食対策として、人間の食品を使う方法もあります。新鮮なものを美味しく与えられるという特徴があります。
・鶏のササミ
脂肪分が少ない茹でササミはハリネズミさん大好き!人間が食べても美味しい茹でササミは水から茹でて沸騰したら火を止めそのまま蓋をして20分ほど放置するとプリプリに美味しく茹で上がります。茹で上がったら冷まして小さく切ってあげます。
・ゆで卵
太り過ぎの子には白身だけ与えるのもオススメ。生ではなく茹でてあげましょう。
・レバー
新鮮なものは生でもOK!または茹でるかレンジで加熱してあげましょう。うちの子はこれを食べるとアンティングという針に食べたものを塗りつけるというハリネズミさんの行動の1つを行うのでお風呂に入れる予定の前にあげています。
・乳製品
割と好きなチーズ!カッテージチーズやヨーグルト、人間用に味付けされていないものを少量与えてあげましょう。
・野菜と果物
基本的にあまり必要ではありませんが、副食として与える際は野菜はニンジン、キャベツ、コマツナ、カボチャ、トマトなど。果物はバナナ、ナシ、ベリー類、その他の季節の果物を与える事が出来ます。
ヨツユビハリネズミさんの食性は昆虫食が中心です。
一方、ヨーロッパハリネズミさんは昆虫やキノコ、木の皮、小型両生類、鳥の卵など色々な物を食べています。
飼育下でもヨーロッパハリネズミさんの方が果物や野菜類を好んで食べる傾向があります。
【ヨツユビハリネズミのごはん(餌・食事)の注意点】
ペット用のヨツユビハリネズミさんに果物・野菜類を与えると体調を崩したり成長阻害がおきたり、腸閉塞の原因になる場合がありますので注意が必要です。
一般的に流通しているハリネズミさんはヨツユビハリネズミさんですので、基本的に果物や野菜は与えないで、ふやかした消化のいいハリネズミ専用フードと昆虫類で育てていきましょう。
《ハリネズミにあまり与えないほうがいい食べ物》
サツマイモも食べますが、お腹にガスが溜まってしまう症例が多発していますのであまりおススメはできませんね。
リンゴや大根はヨツユビハリネズミさんは消化不良を起こしやすいのであまり与えないほうがいいです。
ごく少量を刻んで与えるくらいなら問題ないことも多いのですが、腸閉塞で亡くなってしまったハリネズミさんの腸からリンゴの皮が出てきた事もあるので、あまりオススメはできません。
また、リンゴを与えて腸炎をおこしてしまう事例もありますので与える際は飼い主さんの自己責任で判断してください。
バナナは甘みがあって好きです。
体調不良時の補助食にも役に立ちますが、普段は糖分が多いので非常時以外は与えないほうがいいでしょう。
柑橘類も好きですが、与えすぎるとお腹を壊すことがあるので注意が必要です。
果物や野菜はたんぱく質がありませんのでメインのごはんにはなりません。
主食に付け合せ程度の量にしてください。
・ジャガイモの芽
皮が緑色になった部分にはソラニンと呼ばれる中毒成分が含まれます。
・ネギ、タマネギ
貧血や下痢、腎障害を引き起こす原因となる成分が含まれています。
・アボカド
アボカドに含まれるペルシンという成分には毒性があり、乳腺炎や無乳症を起こします。
・杏、梅、桃、スモモ、アーモンド、ビワなどのバラ科サクラ属の種子
中毒成分が含まれていますので与えるのは避けましょう。
・人が食べるお菓子類
チョコレートやケーキやクッキーは与えないようにしましょう。
・飲み物類
人の飲み物のうち加糖するなど味付けしているヨーグルトやジュース類、コーヒーやコーラ、お酒は与えてはいけません。基本は水を与えていれば良いでしょう。
ハリネズミに必要な栄養素
一般的には、カルシウム:リン=1.2~1.5:1
タンパク質…30%~50%
脂質…10%~20%
繊維質…15%
飼育書などにはこのように書かれていますが、まだまだ解明されていない部分も多いハリネズミさんなので、あくまで必要な栄養素として頭に入れておく程度にとどめておきましょう。
個体差もありますし栄養素の比率を守って少しでもハリネズミさんが健康に生きていけるようつくしましょう。
表面的な情報で四苦八苦するよりも、ハリネズミさんと、暮らしている経験のある飼い主さんと同じようなエサを与えるのもおすすめ。
現在は沢山のメーカーさんが沢山のハリネズミさん用品を取り扱っています。
偏食の面から言っても色々な種類を用意して、よく食べるもの、自分のハリネズミさんに合ったものを選んであげましょう。
お家のハリネズミさんがどれが好きで沢山食べるのか、それが一番の選び方です。
信頼できるブリーダーさんなど、販売元でハリネズミさんをお迎えして、ごはんや飼い方はその販売者に相談してみることから始めましょう。
最初のごはんはもともと食べていたフードにしてあげるといいですね。切り替える時は少しずつ混ぜながら変えていきましょう。
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《初めて与える餌の場合の注意点》
初めて与えるものは少量ずつ与えて様子を見てください。
乳製品はお腹を壊しやすいですし、慣れていない昆虫類も消化不良を起こす恐れがあります。
また朝に残っていたごはんはお家から取り出してください。
残った食べ物は傷みやすく、いつでも食べられるようにしておくと太りすぎの原因にもなります。
【ヨツユビハリネズミの飼育に役立つランキング特集】
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ケージの中に敷く床材には、床材はコーンリター・くるみリター・ポプラチップ・どんぐりリター・ペーパーリターなどの種類。ハリネズミはトイレを覚える子が少なく、またモグラの仲間なので掘る習性があります。
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●ハリネズミ飼育ケージの選び方と注意点、amazonや楽天通販など安いネット購入ができるおすすめ商品の人気ランキングをご紹介。
ハリネズミがストレスなく過ごせるように、素敵なケージを選びましょう。
ハリネズミを飼育する際の必須アイテムがケージです。1日の大半をケージの中で過ごすため、快適な大きさのものを用意しておくと良いでしょう。
ハリネズミ飼育ケージ人気おすすめランキング|おしゃれで安いペット用品
●飼育スペースもそんなに広くなくて平気、鳴き声もないので、正しい基本知識を身につけていただけたら飼うのはハードルは高くないペットです。
とはいえ、可愛らしさだけの先入観で飼育するのは、飼い主さんにもハリネズミさんにも良くありません。
以下では、少しでも幸せなハリネズミさんを増やせるように、実際に飼育して感じる事などを交えてお伝えしています。
【ヨツユビハリネズミのごはん(餌・食事)の選び方まとめ】
今回は、ヨツユビハリネズミのごはん(餌・食事)の選び方についてのご紹介でしたが、いかがでしたか?
基本的な知識を身につけた上でハリネズミさんが幸せに暮らせるよう日々のごはんの工夫をしてあげましょう。
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