真昆布・日高昆布・利尻昆布・羅臼昆布等の選び方とだし用昆布おすすめ人気ランキング7選
美味しい日本料理を作る時の基本となるだしの素、だし用昆布。
最近はだし入りの味噌や粉末タイプのだしなどもあって便利ですが、やはり昆布から取っただしは香りや旨味が格別ですよね。
でも、だし用昆布を買ってみようと思っても、利尻昆布や真昆布など種類がたくさんあり、お値段も高いものから安いものまでさまざまで、どれを買えばいいのか悩んでしまうのではないでしょうか。
Contents
【だし用昆布のおすすめ人気ランキング7選】
通販や店頭で購入できるだし用昆布を人気ランキングにてご紹介します。
記事の後半では選び方、後半では佃煮をはじめとする再利用レシピもご紹介しますよ。
普段からよくだしを取るという方、これから本格的に家でだしを取ってみたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
後述する選び方のポイントも参考にしたランキングから、ご自分にぴったりの1品を見つけ出してみましょう。
7位:島物天然利尻昆布一等検
種類 利尻昆布
《一級品の「島物」利尻昆布》
特別な日に、だしまでこだわって特別な料理を作りたい!
そんな時は、こちらの利尻昆布がおすすめです。
この昆布は京都の一流料亭などでも使われる「島物」、つまり北海道の礼文島で獲れた最高級品の1つ。
さらに品質や育成状態も最もいいものを選りすぐってパッケージしており、希少性も高い商品です。
澄んだ上品なだしを使って、特別な料理を楽しんでくださいね。
6位:北海道昆布 羅臼・利尻・日高昆布セット
種類 日高昆布・利尻昆布・羅臼昆布
《昆布の飲み・食べ比べをしたい時に》
昆布の種類がいろいろあるのは知っているけれど、実際にどう違うのかいまいちよく分からない…という方にぴったりなのが、こちらの日高・利尻・羅臼昆布3種類がセットになった商品です。
3種類の昆布が少量ずつ入っており、だしの飲み比べや昆布の食べ比べをするにはもってこい。
セット商品だからといって品質が落ちることもなく、全て生産者情報が確認できる折り紙付きの美味しさが楽しめます。
5位:ムソー 天然真昆布
種類 真昆布
《初めてだしを取る人にも!白口浜産で確かな美味しさ》
初めてだしを取る人にもおすすめできるのが、こちら真昆布です。
真昆布の中でも最も品質が高いとされる白口浜産100%の昆布が入っており、比較的手を出しやすいお手頃価格なのが魅力的。
2年間育てられた昆布なのでしっかりと旨味を凝縮しており、間違いのない美味しさが楽しめます。
だし取り初心者でも昆布から取るだしの美味しさを味わえる商品だと言えるでしょう。
4位:訳あり 羅臼昆布
種類 羅臼昆布
《カット済みで使いやすい羅臼昆布》
しっかりとした濃い味わいで強い旨味を持つだしを取れる羅臼昆布。
北海道の中でも一部地域でしか獲れないため、希少性の高いだし用昆布です。
こちらの羅臼昆布はカット済みでパッケージされ、料理の際には取り出しやすく使いやすくなっているのが特徴。
容量も豊富なので、まずはシンプルにだしだけで味わってみるのがおすすめです。
昆布自体も旨味たっぷりなので、ご飯を炊く時1欠け入れたり、煮物にしても美味しくいただけますよ。
3位:訳あり 天然利尻昆布
種類 利尻昆布
《訳あり品で利尻昆布をお得に!》
第3位にご紹介するのはこちら、利尻昆布の訳あり品を集めた商品です。
形がいびつなもの、欠けのあるものもありますが、中身は品質の確かな利尻昆布。
有名な種類の昆布をお得に楽しむことができます。
小さくカットされて詰められているので、料理する時にさっと取り出してすぐ使えるのも魅力ですよ。
関西のすっきりとした味わいのだしが好きな方は、ぜひこちらの商品を選んでみてくださいね。
2位:天然日高昆布
種類 日高昆布
《日高昆布を存分に味わうならこれ!》
関東風だしによく使われている日高昆布。
その味わいを存分に楽しむなら、道正昆布のこちらの商品がぴったりです。
道央南部の日高地方で獲れた天然昆布を約1㎏詰め込んでおり、普段からだしを取る方には大変お得。
はじめから1㎏は多すぎるという方には、500gのものもありますのでぜひチェックしてみてください。
使い終わった昆布は、形が崩れにくいので佃煮や塩こんぶなどに再利用するのがおすすめ。
最後まで日高昆布の旨味を味わってくださいね。
1位:天然だし昆布
種類 真昆布
《コスパ最高!高品質昆布をお得に買える》
普段使いに品質のいいだし用昆布を探しているなら、こちらの商品をおすすめします。
第1位にご紹介するのは真昆布の中で最も高品質と言われている白口浜産を含む、訳あり品の天然真昆布です。
訳あり品のため欠けがあったり形が不ぞろいだったりと見た目はあまりよくありませんが、中身は正真正銘本物の高品質真昆布。
コストパフォーマンスのよさを誇っており、ここまでお得なだし用昆布はなかなか他では見られないと思います。
品質の良さとコスパの良さが魅力的な訳あり品真昆布。
普段から昆布だしを取るという方、お得に買える昆布を求めている方は、ぜひ試してみてくださいね。
【だし用昆布の選び方】
それではここから、だし用昆布の選び方について見て行きましょう。
昆布の産地や、獲れる環境による味わいの違い、容量など見るべきポイントはさまざまです。
《だしのタイプや料理に合う種類を選ぶ》
昆布の種類と言うと、誰もが聞いたことのある利尻昆布や日高昆布、真昆布などが挙がるのではないでしょうか。
まずはこうした昆布のうち、だし取りによく使われる種類をご紹介します。
《関西風のだしなら利尻昆布を選ぼう》
利尻昆布は北海道の道北で獲れる昆布の種類です。
だしとしては京料理をはじめ関西で多く使われており、香りの高さと澄んだ色が特徴的。
甘味もありますが、塩味が強く感じられ、全体的にすっきりとした味わいになります。
お吸い物や関西風おでん、湯豆腐などに適した昆布です。
・関東風のだしには日高昆布がおすすめ
関西でだしによく使われる利尻昆布に対し、日高昆布は関東のしっかりした味わいのだしによく使われる昆布。
本来は三石昆布といいますが、日高地方で獲れるため日高昆布と呼ばれ、主に北海道の道央南部で獲れます。
火を通すと柔らかくなるので煮物にも向いており、だし用と煮物用と兼用することも可能。
幅広い使い方をしたい人や、関東風のだしを取りたい人におすすめです。
・濃いだしを味わうなら羅臼昆布
「昆布の王様」と呼ばれることもあるほど、味わいが濃く旨味も強いのが羅臼昆布です。
知床半島の南側にしか生息していない羅臼昆布は、昆布そのものも柔らかくて濃厚。
煮物などにも向いています。だしを取ると濁るのが特徴で、その分色味も強く味わいの濃いだしが出ます。
だしが濁っても構わない方、濃い味わいを楽しみたいという方は、羅臼昆布がおすすめです。
・迷ったら真昆布がおすすめ!
上品な甘味のある澄んだだしが取れ、高級料亭をはじめ幅広く使われている真昆布。
鍋や湯豆腐に適していますが、肉厚なので佃煮や塩こんぶなどにも向いています。
だしを取った後の昆布まできちんと利用したいという方、どの種類がいいか迷っている方には、真昆布がおすすめです。
《産地・浜にもこだわってみよう》
だし用昆布を選ぶときは、産地や浜にも注目してみましょう。
昆布は生産量の約9割を北海道が、残りを青森・岩手・宮城が占める、主に北日本で獲れる食べ物です。
なかでも北海道が最も多く、上記の昆布の種類もほとんどが北海道産。
しかし、昆布は獲れる浜によって味わいが左右されやすい食べ物で、実は同じ種類でも幅広い特徴と品質の商品が生み出されているんですよ。
せっかくだし用昆布を買うなら、こうした浜にもこだわって選んでみてくださいね。
例えば真昆布の場合、旧南茅部町で獲れるものは「白口浜」と呼ばれ、上品な甘味とコクがより感じられるのが特徴的。
真昆布の中でも最高級品とされています。
旧恵山町あたりで獲れるものは「黒口浜」と呼ばれ、煮込むと柔らかくなるため煮物に最適ですよ。
また、利尻昆布は利尻島で獲れるものが最高品質で、次に来るのが礼文島のものとされています。
普通の利尻昆布に比べて、甘味・コクともにより強く出すことができるからですね。
こうした島で獲れた利尻昆布は「島物」と呼ばれ、収穫量も少ないので希少な高級品として取引されています。
《普段使いなら大容量や訳ありのものを》
普段から昆布でだしを取る方は、大容量でコストパフォーマンスのいい商品を選びたいですよね。
なかには500g~1㎏もの大容量の商品もあり、そうした商品ならお得に買い求めることができます。
また「訳あり品」となっているだし用昆布は、形がいびつだったり傷が付いていたりするものの、品質には大した差異がありません。
だしのための昆布なら見た目は気にする必要もないので、このような商品を選べばお得にだしを取ることができますよ。
一方で、初めてだしを取るという方には、容量が少ないものから選ぶのがおすすめ。
その他複数の種類の昆布がセットになった商品もあり、だしを飲み比べてみたい、食べ比べてみたいという方にもぴったりでしょう。
《チャック付きだと保存が簡単!》
だし用昆布は、チャック付きの商品を選びましょう。
容量の少ないだし用昆布を買ったとしても、なかなか1度で使い切るということはありませんよね。
だし用昆布は乾物なので、使いきれなかった昆布を放置しておくと湿気てしまい、風味が変わってしまうこともあります。
ご自宅にある容器で保存するのもいいですが、チャック付きなら使い終わった後閉めるだけなので、便利に保存することができますよ。
《昆布だしの簡単な取り方をご紹介!》
昆布のだしの取り方をご存じですか?
一度もだしを取ったことのない方は「難しい」「面倒だ」というイメージを持っているかもしれませが、実際はとっても簡単なんです。
ここではだしの簡単な取り方を2つご紹介します。
・「水出し」は初心者の人にもおすすめ!
1つ目のだしの取り方は「水出し」です。
まず水の分量を量り、水に対して約2%の昆布を入れます。
例えば水500mlに対して昆布約10gといった程度ですね。
あとは1晩置いておくだけで、手軽にすっきりとした昆布だしを取ることができます。
昆布を水に入れておくだけという最も簡単な方法なので、初めての人でも気軽に始められる方法でしょう。
・「煮出し」なら濃厚な味わいに
2つ目のだしの取り方は「煮出し」。
最初に、火にかける前に約30分ほど昆布を水につけておきます。
昆布は水に対して1%で十分でしょう。
その後弱火で10分ほど時間をかけて沸騰までもっていき、昆布のうまみをゆっくりと水に染み込ませていきます。
最後に沸騰の直前で昆布を取り出したら、濃厚で旨味の強いだしの出来上がり。
水出しと比べて早く、味わいが濃く仕上がるのが特徴です。
だしの取り方にはさまざまあり、もっと難しい方法や、より美味しいだしが取れる方法もあるでしょう。
今回ご紹介したのは普段の日常でできるだけ簡単にだしを取る方法ですので、だし取りに慣れてきたら自分なりのお気に入りの方法も追及してみてくださいね。
《だしを取った後の昆布を再利用するには?》
昆布でだしを取ったら気になるのが、その後に残る昆布ではないでしょうか?
特に高級品を買った時は、だしを取ってすぐ捨ててしまうのはもったいないですよね。
そんな時はひと手間加えて、昆布を使った新しい料理にするのがおすすめ。
最後に、再利用に最適なおすすめ昆布メニューをご紹介します。
・「昆布の佃煮」はごはんのお供にぴったり!
だしを取り終えた昆布で作る料理として真っ先に挙げられるのが、佃煮ではないでしょうか。
作り方は簡単で、昆布を一口大に切り、酒・醤油・みりん・砂糖を同量と水を加えて煮込むだけ。
酢を加えるレシピもあるので、好みに合わせてプラスしてみてくださいね。
柔らかくなり味の浸み込んだ佃煮は、ごはんのお供にぴったりの1品になりますよ。
・「塩昆布」は作り置きでも活用できる
昆布を小口から千切りにし、酒・醤油・みりん・酢を加えて水気がなくなるまで煮込みます。
できれば、そこからバットに広げて1日ほど天日干ししてください。
半乾燥状態になれば、保存がきく、旨味の凝縮された塩昆布の出来上がり。
これに塩と砂糖を合わせて振りかければ塩ふき昆布にもなりますよ。
・おつまみやおやつに「昆布チップス」
手軽なのに美味しいおつまみになるのが昆布チップスです。
小さく切った昆布の水気を取り、表面がカリカリ・サクサクになるまで低温の油でじっくり揚げましょう。
仕上げに塩を振りかければ、昆布の旨味が詰まった簡単なスナックの出来上がり。
ごま油を振りかけても香りが高くなってより美味しくいただけますよ。
【健康レシピに使える人気の食品特集】
●ルーだけではなく、カレー粉を使った調理法も人気となっています。カレーパウダーやスパイスカレーとも呼ばれ、クミンやコリアンダーなどのスパイスが絶妙にブレンドされた調味料。カレーライスにはもちろん、スープや揚げ物などにも活用できます。日本ではじめてカレー粉を販売したS&B食品、本格的なインドの味を楽しめる神戸アールティーなど、販売しているメーカーも様々。
【簡単ヘルシー】料理用カレー粉で作るカレーに人気のおすすめランキングベスト10
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【真昆布・日高昆布・利尻昆布・羅臼昆布等の選び方とだし用昆布おすすめ人気ランキングまとめ】
おすすめのだし用昆布の人気ランキングをご紹介してきましたが、いかがでしょうか?
だしを取るだけでなく、普段のおかず作りにも役立ってくれるだし用昆布。
だしを一々取るのは面倒だと思っている方も多いかもしれませんが、今回の記事を参考にして、ぜひ一度は試してみてくださいね。
昆布から取っただしの美味しさにきっと驚くはずですよ。